80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

「ファミリーコンピュータ(ファミコン、FC)」の思い出

「今回はファミリーコンピュータ(以下ファミコン、もしくはFC)「」について書きたいと思います。
 
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ファミコン購入のいきさつ

筆者が親にファミコンを買ってもらったのは筆者が小学2年生のときでした。
ファミコンが登場するまで、TVゲームというものは身近には存在せず、筆者が幼稚園生のときやファミコンを購入してもらうまでは一種類だけゲームが遊べる「ゲームウォッチ」という小型の液晶携帯ゲームを買ってもらい家で遊んでいました。

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そんな中、任天堂から「ファミリーコンピュータ」なるゲーム機が登場し一世を風靡しました。
まだ小学校2年生だった筆者も興奮が収まらず、ファミコンを買ってもらうよう親におねだりしたわけです。
しかし当時小2だった筆者がどこからファミコンの情報を入手して渇望したのか、そのあたりがいまいち思い出せません。
おそらく同じくらいの年代の友達の家でファミコンを遊んだり、当時のTVのCMなどから得た情報で欲しがったのかと思いますが。
そしておねだりの末にファミコンを親に買ってもらえることになりました。
 
新宿西口のヨドバシカメラに父と買いにいったことを覚えています。
道すがら父から「この前の運動会ではかけっこで一等賞になったし頑張ったご褒美だよ」と言ってもらったのを覚えています。
筆者の小学校では運動会は10月だったので、この発言から考えるとこのときファミコンを買いにいったのはその年の10月~12月くらいだったかと思います。

ヨドバシカメラで父はファミコン本体とソフト1本を買い、電車で家に帰りました。
こうして我が家にファミコンが迎えられました。

 

なぜ近所のおもちゃ屋さんではなく新宿ヨドバシカメラまで買いに行ったのかはいまとなってはわかりませんが、かなりの人気商品だったため近所のおもちゃ屋さんでは品切れだったからかもしれません。或いは新宿のデパートに父が買い物に行ったついでにファミコンを買ったのかもしれませんがそのあたりの記憶は定かではないですね。
 
とにかく、こうしてファミコン本体とソフト1本をゲットできたわけですが、このとき購入したソフトは往年の名作『スーパーマリオブラザーズ』でした。

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最初の一本を『スーパーマリオブラザーズ』で選んだ経緯については記憶がありません。
父のセレクションかもしれませんし、『スーパーマリオブラザーズ』のパッケージをみて惹かれた筆者の選択だったからかもしれません。
 
帰宅して早速ファミコンで遊びたいのですが、今の据え置きゲーム機のようにTVと接続する方法が簡単ではありませんでした。
同軸ケーブルを自分でセットしてTVと接続するのは小2の筆者には不可能でしたね。
そこは父にやってもらいました。
 
その翌日朝、小学校に到着して教室に入って目に入ったクラスメートに「俺んちファミコンスーパーマリオ買ってもらったよ!」と報告したことを覚えています。
ちなみに友達の家にあった初期型のファミコンのコントローラはA,Bボタンが四角だった記憶がありますが、筆者が購入してもらったファミコンのA,Bボタンは丸ボタンでした。
 
我が家でファミコンがハードとして活躍した期間
小2でファミコン本体を買ってもらって以来、実に様々なゲームを楽しみました。
子供にとってファミコンソフトは高価なものであることは間違いなく、誕生日やクリスマスプレゼントなどで1本ずつ買ってもらいました。
基本的には友達と貸し借りしながらたくさんのゲームをプレイしていました。
 
これは別の機会に詳しく書きたいと思いますが、小学校5年生のときに親に「ツインファミコン」というゲーム機(ファミコンディスクシステムを兼ねたゲーム機)を買ってもらうまで我が家ではファミコンは現役として稼働してくれました。

小学校2から5年までですからおよそ3年間ということになります。
かなりの時間をファミコンに費やした印象があるのですが実質稼働したのは3年弱と考えると思ったより短いですね。
 
筆者にとってのファミコンキラータイトル
ファミコンには思い出深いソフトも多く、タイトルごとに語ると長くなるので、ここでは特に印象に残った作品を紹介します。

スーパーマリオブラザーズ
前述した通り、最初に購入したソフトになります。
世界的なヒットしたことも頷ける非常に完成度の高いアクションゲームでした。
最初に購入したゲームがこのゲームで本当に良かったです。

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ファミコンソフトで最もやりこんだRPGというと『ドラゴンクエスト3』(以後ドラクエ3)になります。
ドラクエ3が発売される頃には、ドラクエブランドはもはや社会現象を巻き起こしていました。
ドラクエ3は母親に頼んで発売日から2週間後に手に入れましたが、本当に面白かったですね。
 

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ドラクエ3で確固たる地位を築いたドラクエシリーズですが、ドラクエ4の発売日も心待ちにしていました。
 
◆わが家の任天堂ブランドのイメージ
ファミコンを買ってもらってから気づきましたが、ファミコンのメーカーが任天堂であることと同様に当時家にあったトランプのメーカーも任天堂でした。
母親にそれを報告したところ、やはり同じ任天堂という会社であると言われました。
筆者は「うちで遊んでいるトランプも任天堂だし、これからは応援する意味で任天堂のソフトをなるべく買いたい」と言ったところ、母親は「もうすでに任天堂は大きな会社だから」と答えが返ってきたことを覚えています。
そのときの母親に発言から考えるとファミコンの大ヒットもあり筆者が小学校低学年のときに既に任天堂はブランドを築き上げていたようですね。