「Wink」の思い出
筆者が小学校低学年の頃、夕方に「おにゃんこクラブ」というTV番組が放送されており、学校から帰るとよく見ていました。
まだ小学校低学年だったのでTVでアイドルを観ても「可愛いお姉さんがたくさん出てるなー」くらいしか感じませんでしたが、Winkが登場してTVで歌っているのを観たときはじめてドキドキを感じました。
当時正統派の女性アイドルと言えば筆者の記憶では中森明菜さん、南野陽子さん、工藤静香さんあたりでしたが、Winkが登場したときはそれはもう衝撃でした。
■笑わないアイドル歌手
それまでアイドル歌手というと愛想よく笑顔を振りまく印象がありましたが、鈴木早智子さん(さっちん)と相田翔子さんのデュオで構成されたWinkは歌っているときほとんど無表情で淡々とロボットのような振付けで小学生当時の筆者は度肝も抜かれました。
無表情でカチッとはまったようなダンスであるのは、ともすれば無味乾燥になる恐れもあるのですがWinkは違いました。
クールな印象を受けながらも無垢でそこはかとないミステリアスな印象を醸し出していたんですよね(当時の筆者からみて)。
あとから知りましたが、無表情で淡々と歌うのは歌手としての戦略ではなくこのお二人が人前で愛想よく笑顔を振りまくことがもともと苦手だったからだそうですね。
しかし曲もどちらかというとしっとりシリアスなものが多いので、あまり笑わないのは結果的には良かったのではないでしょうか。
そしてまたこのお二人が衣装も含めて抜群に可愛かった。
よくクラスではWinkのふたりのどっちが好みか?という話になりましたが、それを言われるたびに「そんなの決められねえよ・・・どっちも最高だよ」と筆者はいつも頭を悩ませていました。
■振付が流行りました
あたりがWinkの代表曲だと思いますが。「淋しい熱帯魚」の振付は有名ですね。
歌っている途中で二人で目線を合わせて手を挙げてさっと上げるしぐさがどことなくセクシーで惹かれました。
この振付は簡単ですし片手でマイクを持ってもできるのでよく当時の人は真似していました。
■今でもAmazonアレクサで聞きます。
筆者は最近になってAmazonアレクサでWinkの曲を聴くことがあります。
アマプラ会員ならばかなりの曲をアレクサで聴くことができますが、Winkの曲もほぼ全部聴けるようで、「アレクサ!Winkの曲をかけて」と言えばすぐに聞くことができます。
聴く機会が減ってしまった懐かしい曲もアレクサのおかげで手軽に思い出したときに聞けるようになったのが嬉しいです。
なんだか最後はアレクサの宣伝みたいになってしまった?
それはそれとしてアイドルデュオWinkの魅力は筆者の中では永久不滅なのですよ。