「音楽CD」の思い出
始めて目にしたCD
CD、つまりコンパクトディスクが登場したのは1982年頃だそうですが、それは筆者が小学校低学年のときです。
音楽CDが登場するまではラジカセにカセットテープを入れて音楽を聴いていました。
筆者は小学3~4年生のとき、放送部に入っていたので放送室から音声機器で給食時のお昼の放送や下校の放送を流したりしていたのですが、ある時6年生の先輩が「これ音が良いんだよな」と言い、丸い円盤(つまり音楽CD)を取り出して再生機器に入れたときは衝撃でした。
そのとき始めて音楽CDを目にしたのですが、メタリックながらも綺麗な丸みを帯びた曲線の物体に音楽が入っていることが驚きでしたね。
ついに我が家に来たCDラジカセ
その後、筆者の家でもCDラジカセを購入しました。
今は無いAIWAブランドのCDラジカセでした。
我が家の初めての音楽CDは母親が買ってきた渡辺美里さんのシングルCDでした(曲名は覚えていません)。
始めて家のCDラジカセで再生したときは感動しましたね。
雑音がほとんど無い音の良さもさることながら聞き終わっても巻き戻さなくても良い(カセットテープは聞き終わると巻き戻さないといけなかった)点が素晴らしかった。
ちなみにシングルCDとは今ではとんと見かけなくなりましたが、このような小さい音楽CDで2曲(大抵ノーマルの曲とヴォーカル抜きの曲)が入っていました。価格は1000円なので、アルバムよりはまだ買いやすかったです。
アルバムCD1枚3000円は高かった
でも今の相場からすると、シングルCDでの1曲1000円って高いですね。
筆者が初めて自分で買ったシングルは1990年にリリースされたKANさんの「愛は勝つ」のシングルCDでした。
これは単純ながらも子供にわかりやすい明るい曲でしたので擦り切れるほど聴きました。
当時はインターネットも無かったわけですから音楽を聴くにはTVで歌番組を見るか、CDを買うか借りるかしかありませんでした。
または友だちと音楽CDを貸し借りする感じでしたかね。
レンタル屋さんで音楽CDが借りることができるようになったのがいつかは思い出せませんが、筆者は中高のときによくレンタル屋さんでCDを借りてきてカセットテープにダビングしました。
また、音楽アルバムを購入するとなると1枚3000円前後もしたのでお金に余裕が無い中学生のときは厳選して購入した一枚を何度も何度も繰り返し聞きました。
中学生のときによく聞いていた買った音楽アルバムCDは覚えている限りだとThe Blue Hearts・リンドバーグ・広瀬香美・Dreams come trueあたりです。
高校生のときはお小遣いも増えて音楽アルバムCDをたくさん買いましたが洋楽にハマっていたので、カーペンターズ・サイモン&ガーファンクル・エアロスミス・スティングあたりは特によく聞きました。
ちなみに、筆者が大学生のときはMDプレイヤーを使っていませんでしたし、Apple のiPodなどMP3プレイヤーが登場するのは筆者が社会人になって数年してから(2000年代初期)でしたので大学生のときはSONYのCDウォークマンを使っていたのを覚えています。
音楽CDはいまだ実態のある音楽メディア媒体としては第一線ではありますが、インターネットが発達してからはiTunesなどからダウンロードで音楽を購入したり、最近では単体で音楽を購入せずSpotifyやAmazonミュージックなどのサブスクライブで聞く機会が増えました。