80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」の思い出

ロックマンDr.ワイリーの謎」の思い出

 

カプコンから1988年に発売されたファミコンソフトです。
「名作」と誉れ高い本作ですが、絶妙なバランスや優れたBGMによりいまだに愛されている作品です。

2000年代初頭ではニコニコ動画でこのゲームのBGMの替え歌が流行りましたね。


今回はこのゲームの思い出について。

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このゲームが発売された当時筆者は11歳前後でした。


当時出たばかりの新品ファミコンゲームは小学生にとって高額だったので、親にねだってもそう簡単には買ってもらえませんでした。

あるとき、友人のT君が親にファミコンソフトを1本買ってもらえることになり、クラスの中でもゲームにわりと詳しかった筆者に「どのソフトを買ったらいい?」と訊いてきました。


本来自分のやりたいゲームを買えば良いところですが、そのちょっと前にT君はゲームを買ったときとんでもないクソゲー(ストリートバスケットボールのゲーム。タイトル忘れました)を掴まされていたため、筆者に意見を訊いてきたわけです。

 

筆者はそこでロックマン2をT君に薦めたわけですが、なぜロックマン1をやっていない筆者がこのときロックマン2を薦めたかというと
1.アクションゲームで当時から安定した優れたクオリティを誇るカプコン製だったこと
2.「2」ということは「1」が好評だったから発売されたはず。なので「2」も面白いだろう。
3.ゲームの箱のイラストがカッコよかったから
の3点でした。

 

そして筆者の進言通り「ロックマン2」を購入したT君でしたが、筆者の予想通り「ロックマン2」は相当よく出来ているゲームでした。


好きな8ステージを選び好きな順にクリアしていき、そのステージのボスを倒すとボスが使っていた特殊技を習得できるという特異なアクションゲームでしたが、難易度で言えば小学生にはとにかく難しかった。

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どのステージのボスも初見では強敵ですが、別のステージのボスから習得した技を使うと簡単に倒せることがわかったり、単純なアクション要素の面白さに加えてプレイヤーの「気付き」で先に進める要素も魅力的でした。


我々がどうしても倒せなかったウッドマンをT君のお兄さん(T君より2歳年上)がメタルマンのメタルカッターで簡単に倒しているのをみて驚いたものです。

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また、死にゲー(死んで覚えるゲーム)でしたので何人かで誰かの家に集まって交代でプレーするのも楽しかったです。
「次、1機やらせて!!」と言いながらコントローラを奪い合ったものです。
しかし結局クリアできないまま、T君はロックマン2を飽きてしまったらしく筆者にロックマン2のソフトを貸してくれました。

 

借りたロックマン2のソフトを筆者は家で一人でやっていまして、最初の8ステージを順調にクリアしていきましたが、ワイリーステージのボスラッシュの後に出てくるメカに乗ったDr.ワイリーを筆者はどうしても倒せません。

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「ちくしょう、E缶があれば!」と叫びながら何度もDr.ワイリーに挑みますがどうにも勝てず。
※E缶とはステージの途中で拾えるアイテムで、いつでも体力を全快できる。ストック可能。

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ゲームオーバー時にE缶のストックが0個になるから最初からゲームをやり直し、E缶をたくさん持った状態でボスラッシュ後のワイリーと対決してついに勝利し、次の最終ステージで最後の形態のドクターワイリーを撃破して無事クリアしました。


また全クリした後、筆者は最強状態でやり直したかったため、強いパスワード(5x5マスに9個の赤丸)は主婦の店というスーパーの2階にある書店で「マル勝ファミコン」を立ち読みして覚えたものです。

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アクション性もさることながら、メタル調の音楽もとにかくカッコイイんですよ、ロックマン2って。
今でも忘れられない名作ゲームでした。