80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

『ウルトラマン』の思い出

ウルトラマン』の思い出

 

2021年に映画『シン・ウルトラマン』が公開されることになり、ウルトラマンを子供の頃に熱心にみていた筆者としてはそのときの思い出をつづろうと思いました。

 

初代『ウルトラマン』自体の放送は80代どころか1966年に放送が開始されたので初代放送時筆者はまだ生まれていません。

にもかかわらず子供の頃からTVでウルトラマンを観ていた記憶がはっきりあるのは、人気コンテンツであるウルトラマンが何度もTVで再放送されていたからです。

 

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「3分しか戦えない」「巨大な体躯で正体不明な敵と格闘する」「ウルトラマンを戦闘・作戦面でバックアップする組織がある」など今考えるとウルトラマンの熱心なファンだった庵野秀明監督が新世紀エヴァンゲリオンで取り入れた要素がたくさんあったと思います。

 

ウルトラマンのシリーズ

幼稚園から小学校まで主に再放送でウルトラマンを楽しんできた筆者ですが、一番印象に残っているのは『ウルトラセブン』でした。

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メインターゲットは子供だったかと思いますが、セブンはとにかくがシナリオが重く暗い。

後で知りましたが、当時売り出し中だった脚本家が練りに練った社会風刺のテーマが毎回作品の中で提示される話が多く子供の筆者には理解が難しいときも多々ありました。

戦う敵も自然発生的に現れた「怪獣」ではなく、明確に地球を侵略対象としている「異星人」となったため、何度もセブンが窮地に立たされて見ていて苦しくなったのを覚えています。

にもかかわらず、熱心に子供の筆者が見続けてしまったのはどこか訴えかけてくるようなテーマ性が確立していた作品だったからだと思います。

 

ちなみに筆者が見ていたほかのウルトラマンシリーズでいえば・・・

ウルトラマンタロウ

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こちらは筆者が住んでいる地方の再放送では見ることができなかったのですが子供向け雑誌などで紹介されていて存在は知っていました。

あるとき、小学生の筆者が親に連れられて関西に行ったとき泊まったホテルのTVを付けたらたまたま『ウルトラマンタロウ』が放送していて感動して食い入るようにみてしまったのを覚えています。

 

ほかに見ていたのは『ウルトラマンレオ

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こちらは再放送でTVで見ていました。

セブンに比べるとどうも自分の中で印象が薄いです。

初放送は1974年ですから、レオのときもまだ自分は生まれていません。

 

ウルトラマンのおもちゃ・ゲーム

戦隊モノもそうですが、子供向け特撮番組といえばスポンサーがおもちゃメーカーであることが多い。ウルトラマンシリーズも御多分に漏れず、関連したおもちゃがたくさん販売されていました。

定番なのがこちらのソフトビニールのおもちゃ。筆者もよく買ってもらいました。

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また、小学校3-4年くらいのときにはファミコン全盛期でしたが、ウルトラマンのゲームもよく発売されていた記憶があります。

筆者が遊んでいたのはファミコンディスクシステムの『ウルトラマン倶楽部 地球奪還作戦』。ドラクエのようなRPGなのですが、ウルトラマンのメンバーでパーティーを組み、ランダムエンカウントすると現れる怪獣と戦います。

ボリュームが薄いゲームでしたので3日もせずクリアしてしまいました。

 

このゲームを遊んでいたのは筆者が10歳前後だったかと思いますが、すでにTVでウルトラマンを観ている年齢ではなかったので子供ながらに「ウルトラマン、なつかしいなあ」と感じながらプレーしていたのを覚えています。

 

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また、おもちゃではありませんが『ウルトラマンごっこ』を小学生のときは学校で楽しんだものです。

当時の小学生男子はやったことがない人がいないといえるくらい定番だったのがこのように紅白帽を半分折り曲げて被ってウルトラセブンになりきる遊び。

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また、物まねしやすい怪獣や異星人も多かったのでバルタン星人などはみんな一度は物まねしていましたね。