「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム、初代ガンダム)」の思い出(その2)
さて、肝心の初代機動戦士ガンダムの内容について筆者が幼少に観て覚えていることを記します。
シャアがジャブローの連邦軍を襲撃するときに乗っていたシャア専用ズゴック。
そのときの戦闘シーンが忘れられません。
シャア専用ズゴックは非常に機敏な動きで連邦の兵器を次々破壊していくのですが、爪のような手の武器で連邦のモビルスーツ・ジムの腹の部分を貫くシーンは子供ながらに驚きました。
ガンダムというと肉弾戦はあまりなく(ガンダムハンマーのような例外はありますが)、ビームサーベルやビームライフルのような熱源兵器が多かったので物理的破壊をもらたしたこのシャア専用ズゴックの攻撃はいまでも印象に残っています。
2)カツ・レツ・キッカのさるぐつわ
シャアを含むジオン兵が連邦の兵器格納庫で爆弾をしかけようとしますが、偶然難民の子カツ・レツ・キッカに見つかってしまい、兵器もろとも爆散させようとカツ・レツ・キッカを縛ってさるぐつわにするシーンがあります。
結局この三人は爆殺を免れるですが、当時の筆者が観ていて「子供にたいしても容赦ないなあ」と思ったのか、はたまた自分と同じくらいの年齢の子供たちの危機がインパクトがあったのかどうかわかりませんが、妙にこのさるぐつわが印象に残っています。
3)ザクレロ
これは単純にデザインにびっくりしました。
いまみても尖ったデザインですよね。子供ながらに登場シーンはとても驚きました。
宇宙を飛び回っている姿が妙にひょうきんだったのを覚えています。
4)ビグザム
終盤の方でジオンのドズル中将が決戦に向かうために乗る新型モビルアーマー・ビグザムに登場するシーンがあります。
ビグザムが映るのはその回のラストの「引き」のシーンですが、子供ながらに「とんでもなく強そうだなあ」と思ったのを覚えています。
実際かなり強いモビルアーマーですが、その回以降のビグザムが戦闘しているシーンはまったく覚えていないです。
5)こんなにうれしいことはない・・・
最終回はとても印象に残っています。
最終決戦地アバオアクーからアムロの乗ったコアファイターがゆらゆら発進しホワイトベースのメンバーのもとに戻るシーンで子供ながらにジーンと来てしまいました。
なんだかんだ筆者が幼少のときに観た機動戦士ガンダムで最も印象に残っているのは最終回のこのシーンです。
筆者が機動戦士ガンダムをみたのはおそらく保育園の年長(5歳児)くらいだったかと思いますが、一部とはいえこれほど内容をはっきり覚えているアニメはほかに無いです。
やはり後世の評価を抜きにしても筆者にとっても「機動戦士ガンダム」はまごうことなき名作だったんでしょうね。
その後、初代のガンダムは見直す機会があり・・・・
-大学2年のときに映画版の『機動戦士ガンダム』3部作を視聴
-社会人5年目くらいにTV版『機動戦士ガンダム』をDVDで全話視聴
-結婚して2年目に妻と映画版の『機動戦士ガンダム』3部作をDVDで再視聴
※妻は半分くらい寝てた
と何度も何度も見直してます。
でも何度見直しても新たな発見があり、本当の名作は色あせないんだなと再確認しました。