80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

「ゴールデン洋画劇場」の思い出

かつて、フジテレビ系列で毎週金曜日の夜に「ゴールデン洋画劇場」と名打った映画番組の枠がありました。

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■オープニングアニメが印象に残ってます。

筆者の親は映画が好きだったこともあり、小学生当時の筆者はよく親と一緒に「ゴールデン洋画劇場」で洋画を見てきました。

 

映画がはじまるまでに短いオープニングのアニメーションがあるのですが、これがまた印象に残ってます。

 

どこかの国のお城が徐々にズームインしてきます。

お城の中はジャングルになっており、戦車が勇壮な効果音と共に進んでいきます。

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場面は変わり、西部劇風のガンマンの男が馬に乗ってゆっくり進み、ブランコに乗った女性が画面を横切ります。やや牧歌劇なシーンです。

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と思っていたら、急に画面は急にモノクロになり暗殺者のシルエットが浮かび上がります。音楽もサスペンス調になり緊張感がみなぎります。

正直言って、小学生のときの筆者はこのシーンがものすごく怖かったですね。

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そのあとは陽気な音楽とともにブロードウェイのような雰囲気になり、最後は男女のキスシーンで終わります。

短いながらもいろいろなジャンルの映画のワンシーンを詰め込んだよく出来たアニメーションだったと思います。

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■「ゴールデン洋画劇場」で見た印象に残っている映画

ジャッキー・チェンの「プロジェクトA」、伊丹十三監督の「たんぽぽ」、ほかにも「グーニーズ」、グレムリン」。

このあたりはかなり印象に残っていますね。

 

解説は高島忠夫さんでした。

といっても、後述する通り当時の筆者は睡魔に勝てず最後高島さんの解説を聞くところまで起きていることがあまりできなかったわけですf:id:nostalgigii:20200510001220j:plain

 

■小学校低学年の頃は最後のシーンを観るまで眠気に勝てませんでした。

放送時間がだいたい21:00-23:00の間でしたので、小学校低学年のときの筆者は映画のラストまで起きているのが困難でした。

 

「たんぽぽ」、「ポセイドン・アドベンチャー」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「猿の惑星」などは結局最後まで起きていることができず途中で寝床に向かったものです。

翌朝起きると、続きが気になったので一緒に見ていた父から結末を聞きました。

ポセイドン・アドベンチャー」、「グレムリン」、猿の惑星などは実際最後まで見たことがありませんでしたが、当時父から聞いていたのでラストシーンは知識の上で知っているという感じです。

 

いまはCMで映画がぶつ切りにされたり尺の関係でカットされるのが嫌でほとんど地上波で放送される映画を観る機会は筆者は無くなってしまいました。

しかし当時はアマプラやNetflixのようなオンデマンドはおろか、レンタルビデオ屋さんも無い時代でしたから、映画を観るには映画館に行くかテレビ放送の映画番組を観るしかありませんでしたので、「ゴールデン洋画劇場」で様々な洋画に触れることができたのは貴重な体験でした。