80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

「ちびまる子ちゃん」の思い出 (その1)

さくらももこさん原作の「ちびまる子ちゃん」について
 
筆者が小学校高学年の頃(1980年代後半)に「ちびまる子ちゃん」が空前のブームとなりました。
すでにコミックスが発売されていた時点で話題になってはいましたが、大ブレイクしたきっかけはやはりアニメの放送でしょうね。
ちびまる子ちゃんのアニメ放送開始は1990年のことでした。

当時筆者は「笑点」、「ちびまる子ちゃん」、「サザエさん」とう順にTVを観ながら日曜日夕方を過ごしていました。
これらの番組は今でも健在です。
 
■コミックス版「ちびまる子ちゃん
話題になっていた「ちびまる子ちゃん」ですが、母親が職場から借りて持ってきてくれました。

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初期の頃はまだ絵もあか抜けていない感じですが、これはこれで良い味出てました。
 
当時母親の職場で「ちびまる子ちゃん」を布教している人がいて、筆者の母親はそれを借りて家に持ってきてくれました。
もう貪るほど筆者は一気に読みましたね。本当に面白かったです。
なんなら大人になった今読んでも面白いと思います。
本当に面白いものは時代を経ても変わらないものがありますね。
 
ちびまる子ちゃん」の舞台設定は1970年初頭の作者さくらももこさんが小学3年生の頃ですから、当時小5・6年だった筆者が知っている日本とはやや時代が違うのですがどこか懐かしさみたいな郷愁を感じました。
 
またキャラクターが個性的で本当に魅力的でした。真面目な学級委員長の丸尾くん、キザだけど女子に優しい花輪くん、いつも拗ねているけど憎めない長沢くん、優しくておっとりしている仲良しのたまちゃんとキャラが立っていて作品自体に愛着を感じていました。
※キャラクターの名前の多くがガロ系の漫画家さんから取っているということを知ったのは筆者が大学生くらいのときでした。

アニメ版の大ヒット
アニメ版「ちびまる子ちゃん」の影響でとても様々な人や歌にスポットが当たりました。

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BBクイーンズが歌う主題歌「おどるポンポコリン」は当時誰もが歌えるほど有名な曲となりましたし、ナレーションを担当するキートン山田さんやまる子役のTARAKOさんも引っ張りだこでした
キャラクターの声を演じる声優さんもとてもマッチしていて、声を聞くだけでそのキャラクターをイメージできるほどでした。

また筆者はやっていませんでしたが、筆者の妻は「ちびまる子ちゃん」のSFCゲームも楽しんでいたそうです。
こういうすごろくゲームだったようです。

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「野球盤」ゲームの思い出

筆者が幼稚園児~小学校1年生くらいの頃はTVゲーム(ファミコン)は無かったので、近所の友だちと遊ぶときはたいていボードゲーム(トランプ、ドンジャラ、人生ゲームなど)でした。

 

その中でもよく近所の友だちと遊んだのがこちらのパチンコ玉を利用した野球盤ゲーム。

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仕組みとしては単純で守備側のプレイヤーが真ん中のピッチャーマウンドからパチンコ玉を排出し、攻撃側のプレイヤーがタイミングよくバット(棒のようなもの)を振り、パチンコ玉を飛ばします。

飛んで行ったパチンコ玉は盤の中を駆け巡り、守備のポジションに行くと落ちてアウト。

外野に飛んで行ったら落ちた穴によってアウトになったり長打になったりします。

ヒットになった場合、人間を模した小さいシンボルを類に置くという感じで試合を進めていきます。

 

もはや今では見かけなくなってしまったおもちゃですね。

幼稚園児のときに近所の年下の男の子のりょうちゃんの家によく遊びに行ってこれで一緒に遊んだものです。

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「うる星やつら」の思い出

高橋留美子先生による漫画「うる星やつら」の思い出について。

 

高橋留美子先生がうる星やつらの連載を始めたのは1979年のとき高橋先生が大学生のときで、本格的な連載が開始されたのは1980年のことだったそうです。

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■アニメ「うる星やつら」をみてドキドキしていました

筆者がはじめてうる星やつらを目にしたのは、アニメ版うる星やつらのときでした。

小学1,2年のとき(83年頃)に一人で家で留守番しているときに観ていたのを覚えています。

当時はアニメ全般と楽しんでいましたがうる星やつらは毎週楽しみにしていましたね。ストーリーはわかりやすいドタバタですし、なによりヒロインのラムちゃんにドキドキしたのを覚えています。

露出度がかなり高いトラビキニですが、今見てもなかなかインパクトのある見た目ですよね。

 

■私服のラムちゃんは貴重

その後、漫画版うる星やつらの存在を知ったわけですが、たまに見かけるラムちゃんの私服をみて、「やっぱり高橋留美子先生のセンスって凄くいいな!」と思いました。

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筆者はうる星やつらの連載終了後は同じ高橋留美子先生の作品「らんま2/1」に傾倒していくわけですが、ほんとに高橋留美子先生の描く女子はみんな可愛いくて好きでした。

 

中1のとき自分の中で「うる星やつら」ブームが再燃しました

自分の中で何度となくうる星やつら」ブームが来たものです。

 

最初は小学生低学年のときにリアルタイムで観ていたアニメうる星やつらですが、そのつぎに中1のときに改めてうる星やつらにハマりました。

すでにうる星やつらの連載が終わっていましたが、うる星やつらのワイド版(1冊で単行本2冊くらいある愛蔵版の漫画本)を買い集めて読んでいました。

なにがきっかけで中1のときにうる星やつら」がマイブームが訪れたのか今では思い出せませんが。

 

そういえば、中1の夏休み(1990年前後)、父とどこかに出かけたとき「好きなゲーム買っていいよ」と言われて、筆者は悩んだ末に「うる星やつら」のPCエンジンCD-ROM版のゲーム「うる星やつら STAY WITH YOU」を買ってもらったことを覚えています。

 

このゲームは本当によくできていました。

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アドベンチャータイプのゲームだったのですが、「うる星やつら」の声優陣にフルボイスでセリフを吹き込ませたゲームだったので、子どものときから「うる星やつら」が好きだった筆者には感涙もののゲームでしたね。

実際当時のゲーム雑誌でもかなり高得点のレビューを獲得していました。

 

■衝撃だった映画「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー

うる星やつら」のマイブームが去ってもうだいぶ経ったときの話。

筆者が大学生の時、サブカルチャーを研究していた大学の准教授の先生と話していて「映画『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』は凄いよ。一見の価値あり」とその先生が言っていたのでレンタルビデオ屋さんで借りてきて観てみました。

 

ほんとに仰天しました。

この「うる星やつら ビューティフル・ドリーマーは一回観ただけではとても理解できなかったので、3回くらいは観たと思います。

 

作品の細かい内容の記述は割愛しますが、「うる星やつら」の世界観を使った押井守監督による壮大な思考実験に感じました。

ただ、これを「うる星やつら」と言ってしまって良いものか。

かなり既存の「うる星やつら」の持ち味や本来のほのぼのテイストから逸脱していると思います。

筆者にとっては、これはこれで大好きな「うる星やつら」なんですけどね。

 

あまりにインパクトが強かったのでDVD版が発売されたときにすぐ買ってしまいました。

うる星やつら ビューティフル・ドリーマーは何度見ても新しい発見がある作品

なので今度久しぶりに見直してみようかなと思います。

好き嫌い分かれるかもしれませんが、本当に一見の価値がある作品ですよ。

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「なぞなぞチェック100」(キーホルダー)の思い出

筆者が小学生当時、流行っていたなぞなぞチェックの豆本キーホルダーについて。

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筆者も持っていましたが、いったいどこで入手したのか思い出せません。

ガチャガチャのような気もしますが記憶は定かではない。

 

ものすごく小さい豆本なのですが、ちゃんと1ページずつクイズが載っています。

自分で読んだり、友だちとなぞなぞを出し合ったりしてちょっとした時間つぶしに使えいました。

 

そういえば、筆者の姪っ子(小学低学年)もこのなぞなぞチェックの豆本を持っていました。

30年以上も生き残るとはなかなか息の長いアイテムですね。

「ゴールデン洋画劇場」の思い出

かつて、フジテレビ系列で毎週金曜日の夜に「ゴールデン洋画劇場」と名打った映画番組の枠がありました。

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■オープニングアニメが印象に残ってます。

筆者の親は映画が好きだったこともあり、小学生当時の筆者はよく親と一緒に「ゴールデン洋画劇場」で洋画を見てきました。

 

映画がはじまるまでに短いオープニングのアニメーションがあるのですが、これがまた印象に残ってます。

 

どこかの国のお城が徐々にズームインしてきます。

お城の中はジャングルになっており、戦車が勇壮な効果音と共に進んでいきます。

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場面は変わり、西部劇風のガンマンの男が馬に乗ってゆっくり進み、ブランコに乗った女性が画面を横切ります。やや牧歌劇なシーンです。

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と思っていたら、急に画面は急にモノクロになり暗殺者のシルエットが浮かび上がります。音楽もサスペンス調になり緊張感がみなぎります。

正直言って、小学生のときの筆者はこのシーンがものすごく怖かったですね。

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そのあとは陽気な音楽とともにブロードウェイのような雰囲気になり、最後は男女のキスシーンで終わります。

短いながらもいろいろなジャンルの映画のワンシーンを詰め込んだよく出来たアニメーションだったと思います。

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■「ゴールデン洋画劇場」で見た印象に残っている映画

ジャッキー・チェンの「プロジェクトA」、伊丹十三監督の「たんぽぽ」、ほかにも「グーニーズ」、グレムリン」。

このあたりはかなり印象に残っていますね。

 

解説は高島忠夫さんでした。

といっても、後述する通り当時の筆者は睡魔に勝てず最後高島さんの解説を聞くところまで起きていることがあまりできなかったわけですf:id:nostalgigii:20200510001220j:plain

 

■小学校低学年の頃は最後のシーンを観るまで眠気に勝てませんでした。

放送時間がだいたい21:00-23:00の間でしたので、小学校低学年のときの筆者は映画のラストまで起きているのが困難でした。

 

「たんぽぽ」、「ポセイドン・アドベンチャー」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「猿の惑星」などは結局最後まで起きていることができず途中で寝床に向かったものです。

翌朝起きると、続きが気になったので一緒に見ていた父から結末を聞きました。

ポセイドン・アドベンチャー」、「グレムリン」、猿の惑星などは実際最後まで見たことがありませんでしたが、当時父から聞いていたのでラストシーンは知識の上で知っているという感じです。

 

いまはCMで映画がぶつ切りにされたり尺の関係でカットされるのが嫌でほとんど地上波で放送される映画を観る機会は筆者は無くなってしまいました。

しかし当時はアマプラやNetflixのようなオンデマンドはおろか、レンタルビデオ屋さんも無い時代でしたから、映画を観るには映画館に行くかテレビ放送の映画番組を観るしかありませんでしたので、「ゴールデン洋画劇場」で様々な洋画に触れることができたのは貴重な体験でした。

「さんまの名探偵」の思い出

発売は1987年。

筆者が10歳のときにナムコさんから発売されたファミコンソフトです。

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実在するよしもとの芸人さんたちが登場するアドベンチャーゲームでした。

主人公は当時からよしもとの中でもピカ一の人気芸人だった明石家さんまさん。

さんまさんが探偵になり殺人事件解決を目的に動くというゲーム内容でした。

 

芸能人をプレイヤーにしたり、芸能人がプロデュースしたゲームはこのゲーム以前にもありましたが、ゲーム内に登場するキャラクターのほとんどが実在するよしもと芸人ということがとても新鮮でした。

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島田紳助さん、いまいくよくるよさん、めだか師匠、横山やすしさんなど当時人気があった芸人さんがたくさん出てきて面白かったですね。

 

ゲームとして探偵役のさんまさんを行動させて推理しながら事件の真相に迫るという形なのですが、行く先でちょっとミニゲームをクリアする必要がありゲームとしても飽きさせない作りになっていました。

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しかし筆者はどうしてもストーリー上進めなくなってしまって、途中で「詰んだ」状態になり数週間放置していたのですが、詰まった個所の解決方法がわかり一気にエンディングに向かいました。

 

エンディングはちょっとした衝撃でしたね。

いまでもミステリー小説が好きなので真相をわかったときの高揚感はいまでも残っています。

「ウォーターゲーム」の思い出

昔は友だちの家などいたるところでみかけた「ウォーターゲーム」について。

 

 

筆者は小学区低学年のときによくこのおもちゃで遊びました。

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とても単純な仕組みのおもちゃで、右下のボタンを押すと上方に水流が流れて小さな浮き輪が舞います。

それを真ん中に2つある突起に入れていくというおもちゃですが、不思議な中毒性がありこのおもちゃを見かけるとついつい遊んでしまします。

 

輪を右に集めないと上に浮き上がらないので本体を傾ける必要がありますが、傾けすぎるとせっかく突起に入れた輪も突起から落ちてしまいますので注意が必要でした。

 

日本ではトミーさんから発売されていたようですが、海外でも販売されていたようです。(もともと海外の商品なのか?)

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Amazonで探してみましたが、全く同じ商品は存在せず類似の海外製品ならばありました。