ビックリマンチョコの思い出 (その3)
ビックリマンチョコの思い出はまだまだ尽きません。
今回は個人的なビックリマンチョコの思い出について。
■当時羨望だったシール
筆者が小学生1~3年の頃は学童に各自がビックリマンチョコのシールを持ち寄り、ダブったシールの交換や所持シールのお披露目をしたものです。
小学生当時の筆者からみて「このシール、かっけえ!!ほしい!!」と思ったのは以下です。
まあ、ほしいと思った頃には次の弾になっているので結局トレードする以外にゲットできないんですけどね。そして、人気シールであればあるほどトレードに応じてくれませんから実質入手不可能でした。
やはりデザインといい、主人公然としたたたずまいのカッコよさに惹かれました。
ヘラクライスト
このシールにも憧れましたね。
今みると真面目くさった表情の男性がコスプレしているようにしかみえませんが、当時はカブトムシの飼育も男子も流行っており筆者もカブトムシが大好きだったのでとてもかっこよく見えました。
こちらはノーマルのヘラクライストですが、赤や緑のヘラクライストもレア感があって羨望のまなざしで筆者はみていました。
■おひとり様3個の購入制限の中で手に入れたヘッドシール
筆者が小2,3くらいにはビックリマンチョコの人気が最高潮でして、買い占めを禁止するためにどのお店も「おひとり様3個まで」のルールが徹底されていました。
筆者は毎週日曜日になると、親からお小遣いをもらって妹を連れてよく近所のスーパーに買いに行ったものです。
※妹をビックリマンチョコの購入要員にしていました。
そんな中で筆者が友だちとのトレードではなく自力で当てたヘッドで覚えているのは以下です。
ちなみにレアシールは「ヘッド」もしくは「キラ」と当時筆者の周りでは呼ばれていましたが、地域によって呼称はまちまちだったようです。
魔肖ネロ
はじめて当てたホログラムのヘッドがこちらでした。ホログラムのヘッドはそれまでブラックゼウスやヘッドロココで見たことがありましたが、自分でゲットしてちょっと感動したのを覚えています。「毎週日曜日の早朝に西友に通ってよかったなあ」と思ったものです。
顔の部分が角度によって若干向きが変わるギミックが印象に残っています。
ネロ魔身
ボロボロのキャラ(ネロの崩壊時の姿?)でしたので、デザイン的には微妙に感じていましたが、色付きのキラ(これは青)だったのでなんとなくレア感があって好きでした。ビックリマンチョコを集め始めてわりと初期に手に入れたので大事に持っていました。
ゴーストアリババ
こちらも筆者が所持していたヘッドです。
キラキラでもホログラムでもなく、変わったデザインのヘッドでした。しかしどうもヘッドにしてはパンチが弱い気がしていたので、お気に入りというほどでもありませんでした。
ビックリマンチョコのデザインはほんとうに洗練されていると思います。
シールによりますが、多くがいまだに古臭く見えないのが素晴らしいです。
■チョコ廃棄事件
おひとり様3個までという購入制限は買い占め防止の意味もあったと思いますが、そのほかに「ビックリマンチョコを大量に買って、シールを抜いたあとにチョコを捨てる」という事件が全国で多発したこともあったと思います。
筆者の小学校のクラスでも担任の先生がビックリマンチョコのお菓子を捨てることを絶対にしないようにとたびたび注意喚起していました。
そんな中、友だちのI君は食べきれないビックリマンチョコのお菓子を近所の河川敷のホームレスの方に渡していたのがバレて先生に怒られていました。
「捨てるなっていうから人にあげたのになんで怒られるんだ」とI君は不満気でしたが。
ちなみに筆者はわりとあのお菓子が好きだったので捨てたことはありません。