『消費税導入(3%)』の思い出
2021年9月現在、消費税は10%ですが(軽減税率は除く)、1988年(昭和63年)に竹下内閣のもとではじめて消費税3%が導入されました。
当時導入されたの消費税の税率は3%でしたが、テレビを付けて街の人の意見が放送されるとほぼすべての人が消費税に導入に反対していました。
日本経済はバブルが弾けてからずっと低空飛行ですから、歳入が今後も増えない状況ですとこれからも消費税の税率は引き上げられるものと思われます。
11歳だった筆者も1988年の消費税導入ときのことはよく覚えいてます。
かなり反対論が強かったにもかかわらず結局消費税は導入され、急におつりで1円玉が増えてお財布が1円玉・5円玉だらけになったものです。
また、消費税導入当初は高額な商品や物件については消費税が免除されていました。
すべての商品が「3%」高くなるというのは子供だった筆者にはいまいち実感できるようなできないような不思議な感覚でした。
1円逆両替機
3%価格に上乗せされたときに何が起きるかというと売り手はお釣りで1円玉・5円玉をお客に返す機会が増大します。
消費者は消費者で1円玉・5円玉で財布がパンパンに膨れ上がるので困ります。
そこで導入されたのが逆両替機です。
デパートなどで設置されていたのを覚えています。
お客はお財布の中に余っている1円玉・5円玉をこの両替機に入れるのですが10円玉とて細かいお金をまとめることができました。
お店の方も急にお釣り需要として必要になった1円玉を入手できてウィンウィンの関係だったんでしょうね。
いまとなっては電子マネーやクレジットカードで支払う機会が増えて現金での支払い自体がかなり減りました。
ビックリマンチョコを1個ずつ買う
小学生当時、筆者はシール目当てでビックリマンチョコを買っていましたが、一個あたり30円のビックリマンチョコは単体で買えば3%の消費税が乗らない(1円に達しない)ので、1個ずつお店で買ったものです。
小学生のとき限られたお小遣いでやりくりしていたという思い出でした。