80年代の文化を懐かしむブログ

昭和52年(1977年)生まれの筆者が小学生だった1980年代を思い返して綴るブログです

「リゲイン」の思い出

筆者が小学校高学年のときに栄養ドリンクのリゲインがCMの効果もあり、ヒットしました。

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■24時間戦えますか

「きぃろ~とくぅろ~は勇気のしるし」から始まるリゲインのCMはとても印象深く、当時小学5,6年の筆者や筆者のクラスメートたちもよく学校で唄っていました。

CMで使われたこの曲はCDも発売され、クラスメートのNくんがシングルCDでこの曲を買っていました。

 

時任三郎さん出演のこのCM。

ビシッとスーツに身を包んだ日本のサラリーマンが海外でぐいぐい働く様子を軽快な例の曲とともに表現しています。

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今考えると凄い歌詞でした。

「24時間戦えますか」とは明らかに労基違反。

でも80年代のバブル絶頂時のこのとき労働の現場はより利益を上げるために長時間の残業が横行していたのでしょう。

 

筆者が小学生のとき、筆者の両親は毎日残業で遅く帰ってきたことを覚えています。

バブルが弾けて国全体の景気が悪化してからは帰りが早くなりました。

 

あれから30年近く経った2020年現在、「働き方改革」なる国の指針のもとに企業は残業をしない・させない方針で経営する方向に転換しました。

CMひとつ取ってみても世相をとても色濃く反映しているものですね。