「フェリックス」ガムの思い出
今回は「フェリックス」ガムの思い出について語ります。
◆小学生のときよく買っていたガムでした
味はストロベリー味でした。
はっきりいって味も形も何の変哲もないガムですが、当たりくじ付きなのが特徴。
結構当たる率が高かったのでよく駄菓子屋さんでフィリップスガムと買って当たりが出てもう一個もらうということがありました。
むしろくじ引き目当てで買っていたこともあります。
平凡なガムにフェリックスのイラストとくじ引きという付加価値を付けることで子どもにとってひとつの魅力を持った商品に変えてしまう点はまさに商品開発のテクニックのひとつですね。
◆今考えると恥ずかしい当時の思い出
小学生のとき、筆者は近所にいきつけの床屋さんがありまして、そこの店主のおじさんとおじさんの奥さんに優しく接してもらっていました。
髪を切りに行くと必ず帰りにお菓子をくれたのですが、あるとき散髪した後に筆者はおじさんからフェリックスガムをもらいました。
小学生のとき、筆者は近所にいきつけの床屋さんがありまして、そこの店主のおじさんとおじさんの奥さんに優しく接してもらっていました。
髪を切りに行くと必ず帰りにお菓子をくれたのですが、あるとき散髪した後に筆者はおじさんからフェリックスガムをもらいました。
家に帰ってもらったフェリックスガムを開封したところ「当たり」が出ました。
浅慮な当時の筆者はその当たり紙を持ってもう一度床屋さんに行き、当たり紙を見せて一個フィリップスガムをせしめるという愚行を冒してしまいました。
人の良いおじさんはおかわりのフィリップスガムを筆者に渡して「これで最後だからね」とちょっと困った顔をしていたのが印象的でした。
人の良いおじさんはおかわりのフィリップスガムを筆者に渡して「これで最後だからね」とちょっと困った顔をしていたのが印象的でした。
駄菓子屋さんではなく床屋さんが無料サービスでくれたお菓子の「当たり」でもう一個ガムをせしめるなんて、今考えると子どもながらに本当に恥ずかしいことをしてしまいました。