「電車の駅」の思い出 (その1)
電車の駅もどんどん進化していますから昔あったものが機械化されて無くなったり(有人改札)、あるいは社会的通年の変化によって撤去されたもの(喫煙所など)があります。
■券売機
その中でもだいぶ変化したのは券売機でしょうか。
筆者が小学生だったら80年代といえば駅に行ったときまず切符を券売機で買います。
子ども料金でしたので、硬貨を投入したあと下のふたみたいなものを上に開けて料金ボタンを押しました。
現在のように電子マネーのチャージや定期の購入はできませんでしたね。
本当に単純に切符を買うだけの機械でした。
80年代はSUICAのような電子プリペイドカードといえば「オレンジカード」でした。
筆者の記憶ではオレンジカードを券売機に投入して切符を買っていたと思います。
まだ改札が有人改札でしたのでオレンジカードそのもので改札を通ることはできなかったんでしょう。
■切符に記載された4桁の数字で暇つぶし
小学生当時、筆者は電車に乗っている間の暇つぶしとして母親に切符を使ったある遊びを教えてもらいました。
当時切符には4桁の数字が書かれていたのですが、この4桁を足し算、引き算、掛け算、割り算を使って「10」に変換することを頭の中で考える遊びでした。
たとえば、「4691」と切符に書かれていたら、「6-4-1+9」として10にします。
「2340」でしたら「2×3+4+0」で10にします。
これを頭の中で行うのですが、最初は時間がかかっていてものの小学校中学年になると一瞬で解けるようになりました。